検査でうつ病と診断された人の2割以上が、自分でも自覚のない人や原因がハッキリしない人だそうです。

そんなときはどう向き合うべきか、お話ししましょう。

■発症から検査までの空白は長くなかったか?

はっきりした原因や自覚がない相談者のような場合、うつ病発症から初診の検査までの間が、かなりあいていたのではないかと考えられます。

心療内科医の初診が遅れれば遅れるほど、原因の特定はむずかしくなります。

日常の生活パターンを再度洗い直して、原因になっていそうなところを考えてみましょう。

また、うつ病は原因の特定も大事ですが、それがはっきりしないと改善できないとか治せないという病気ではないので、それほどこだわる必要はありません。

問診・検査後の医師の指導にしたがってください。

■キラーストレスという自覚のもてないストレス。

検査は簡単なものですが、医師は数千人という患者を診察してきていますので、結果やアドバイスは確かなものです。

もしも医師が職場環境や働き方に問題がありそうだと診断したら、そのアドバイスに従うことです。

キラーストレスといって、本人が気づかないうちにストレスをため込んでいるケースがあります。

キラーストレスの原因となる項目は、人間の生活のほぼすべての項目に及びます。

ストレスがない人はいません。

■ストレスと生活習慣、食の乱れは表裏一体です。

うつ病の検査を機に生活全般を見直してみましょう。

うつ病になった場合、どれが原因かと特定に焦ることより、生活全般を見直してみることが重要です。

すべてのパターンは1つにつながっていて、全面的な見直しをするのが効果的だからです。

残業のあり方や夜食の取り方なども再チェックしましょう。