不動産投資、家賃収入を期待したけれど

不動産投資のメジャーなスタイルの一つに、不動産物件を購入して家賃収入を得ることがあげられます。

『大家さんになる』ということでしょうか。

私名義の不動産ではなくて、当時はまだ単に同棲中だった夫の一軒家なのですが、それを賃貸していたことがあります。

・賃貸に至る経緯

それは、夫の離婚調停中から成立に至る時期でした。

前妻は、最初その家に住み続けたいと主張していたのですが、諸般の事情で実家に帰ることになり、結果、その家に私と夫の二人で住むか、売却するか、賃貸するかを決める必要がありました。

少々不便なエリアだったので、私は慣れ親しんだ所から引っ越ししてまで住みたくはありませんでした。

心の奥には、二人の生活に前妻との過去を引きずってほしくない気持ちが強かったのかもしれません。

ですから、売却を主張しました。

家は築数年と新しく、ローンもガッツリ残っていて、これが完済できる価格で売却できれば充分と思っていた・・・・のは私だけで、不動産業者の査定額を聞いた夫は「それではこれまで払った分をソックリ失う。」と賃貸することに決めていました。

賃貸している間に不動産価格が上昇するのを期待していたようです。

建物は年々老化しますし、近隣に何か大型施設が建設されるとかして、突如人気のエリアになるというような奇跡がない限り無理なのにな~というのが私の心境。

人情として不動産と手放すには勇気がいるのでしょう。

・入居者はスムーズ決まったものの・・・

家は新しいのに相当汚れていて、掃除は大変でした。

油脂べっとりのキッチン、落書きのある壁、カーペットのシミ、お風呂場のこびりついた石鹸カスにカビ。

外装は問題なしと思いきや、雨どいに落ち葉がすごい溜まっていて、これを取り除くのも高所なゆえ一苦労。

3週間の掃除で手がボロボロになりました。

その甲斐あってか、入居者は早々に決まりました。

子供のない50代のご夫婦で、これ以上ない理想的な借り手だったと思います。

これからは家賃収入が期待できると思うと苦労が報われた気がしました。

ところが、毎月なにかあるんですよ。

エアコンが壊れた、前妻がカギをまだ持っていて家に乗り込んできた、電気系統がスパークした、庭木を切ってほしい、スプリンクラーが壊れた、換気扇の音がおかしい、ガレージドアが時々正常に機能しない等々。

言わずと知れて、人件費は高い。

修理のため人を派遣すると、その月の家賃収入は本当にわずかでした。

不動産投資にあたっては、物件の維持管理費が思いのほかかかることもあると覚えていた方がいいでしょう。

入居者から苦情を言われれば、対処しないわけにはいきませんから。

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